本栖湖(もとすこ)は、富士五湖の中でも特に自然度が高く、湖面に映る富士山とともに初日の出を拝める人気スポットです。
特に元旦の朝は、澄み切った冬空と静寂に包まれた湖畔に太陽が昇る瞬間を求め、多くの人が全国から訪れます。
一方で、「何時に着けばいいのか」「駐車場は本当に停められるのか」「凍結や渋滞は大丈夫?」といった不安を抱えたまま現地に向かうと、思わぬトラブルに巻き込まれることも少なくありません。
2026年の元旦も例年通り大きな混雑が予想され、特に浩庵キャンプ場周辺や湖畔道路では、早朝から満車・路上駐車・帰りの渋滞が発生する可能性があります。
事前に情報を把握していないと、「初日の出は見られたけれど、寒さと混雑でぐったり…」という結果になりかねません。
そこで本記事では、2026年1月1日に本栖湖で初日の出を見ることを前提に、混雑予想・駐車場事情・おすすめ観賞スポット・冬季の注意点を網羅的に解説します。
最新情報が確認できない部分については、2024〜2025年の実例や現地レポートをもとに現実的な予測を行っています。
初めて本栖湖を訪れる方はもちろん、過去に混雑で失敗した経験がある方にも役立つ内容です。しっかり準備して、2026年のスタートを最高の景色で迎えましょう。
2026年元旦・本栖湖の初日の出は何時ごろ?
富士河口湖町(本栖湖周辺)の天文上の日の出は、2026/1/1で6:48(地形考慮なし)というカレンダーがあります。
ただし本栖湖は山に遮られやすく、「太陽が見え始める時間」は遅れます。
浩庵キャンプ場周辺の記録では、6:30頃から明るくなり、7:29〜7:34にかけて太陽が顔を出したとされています。
結論、到着は6:00前、撮影の山は7:00〜7:40前後を想定すると安全です。
混雑予想(2026年)|結論:かなり混む(浩庵〜中ノ倉トンネル周辺)
2022年元旦の記録でも「混雑は覚悟」「トイレ問題もある」と注意喚起。
2025年の浩庵周辺では「上側の道路は路駐でカオス」「初日の出後もしばらく渋滞」との記載もあります。
2026年も大きな運用変更が見つからない限り、同等以上の混雑と見て動きましょう。
本栖湖の初日の出
— こふっちゃん 2020年日本一周完! (@goburingikon) December 31, 2024
ヤバイ渋滞なのでかなり手前に停めないと無理ですよ pic.twitter.com/tZ5Kgs8eNh
混雑の目安
- 4:30〜6:00:駐車場が埋まり始める
- 6:30〜7:40:湖畔の立ち位置取りがピーク
- 7:40〜9:30:帰路が詰まりやすい(路駐車両の移動で悪化)
駐車場事情まとめ|無料中心でも台数は少なめ
本栖湖周辺は無料駐車場がある一方、元旦はすぐ満車になりがち。
本栖湖周辺の主な駐車候補(目安)
| 駐車場/エリア | 台数目安 | 料金 | トイレ | メモ |
|---|---|---|---|---|
| 県営本栖湖駐車場(本栖湖北岸) | 普通車100台 | 要現地確認 | あり | 山梨県公式観光情報に台数・トイレ記載。 |
| 県営本栖湖駐車場(別データ) | 49台 | 無料 | あり | 24時間・無料の記載。 |
| 中ノ倉トンネル手前〜北岸の小規模駐車スペース | 28台など小さめ | 無料(目安) | あり | 登山口(中ノ倉峠方面)脇の駐車場情報。 |
※同名・近接駐車場でも台数表記が異なります。元旦は「早い者勝ち」なので、現地案内板・誘導を最優先してください。
路上駐車はおすすめしない
浩庵周辺では路駐が多く渋滞しているとの情報があり、日の出後も渋滞が続くとされています。
暗所で歩行者も増えるため、正規駐車場+徒歩移動に寄せるのが安全です。
流石本栖湖混んでるなと思ったら路駐で通りにくくなってて混んでて草
— ぬこ△ (@harmony7793) December 31, 2024
どうなっとる…
おすすめスポット3選|目的別に選ぶ
浩庵キャンプ場周辺(王道・迫力重視)
- 富士山が正面で“絵”になりやすい
- 見え始めは7:29前後の実例(場所で前後)
- デメリット:混雑・路駐・渋滞が出やすい
初日の出in本栖湖!キャンプ場の人に教えてもらった穴場ですごくきれいな富士山が見れた pic.twitter.com/Q5k7Yz51pb
— KYOYA (@kyoya_1088) December 31, 2024
今日も本栖湖からの富士山は綺麗でした☺️
— 原人 (@OyamaGenjin) December 31, 2024
お札の撮影場所や、浩庵キャンプ場は車が凄いいっぱいです。
なんか問題撮鉄よりも凄い状態😅 pic.twitter.com/h5rgvSNm53
県営本栖湖駐車場(本栖湖北岸)+湖畔(初心者向け)
山梨県公式観光情報に「普通車100台」「トイレ」記載があり、拠点にしやすいです。
湖畔に出れば、富士山と朝焼け〜初日の出まで狙えます。
中之倉峠(千円札の富士)方面(景色最優先・歩ける人向け)
中之倉峠は、千円札の富士山の元になった場所として紹介されています。
中ノ倉トンネル入口付近の湖畔はおすすめだが、駐車場が小さく「早めに満杯」との注意も。
※暗い時間帯の登りになる可能性があるので、ヘッドライト必須・単独は慎重に。
冬の道路・当日の注意点(重要)
県道709号は冬期閉鎖の情報が出ることがある
山梨県の道路規制情報では、県道709号(本栖湖畔線)が「冬期閉鎖・全面通行止め」として掲載された例があります。
出発前に最新情報を確認しましょう(公式情報が最優先)。
凍結対策:スタッドレス前提で
浩庵キャンプ場の道路案内ページでも冬季の通行制限に触れています。
早朝は凍結しやすいので、スタッドレス+念のためチェーン、ガソリン満タンで。
持ち物(最低限)
- 防寒(ダウン+手袋+ネックウォーマー)
- ヘッドライト(暗所移動・登山口対策)
- 温かい飲み物/携帯カイロ
- 簡易トイレ or ティッシュ(混雑時の備え)
失敗しない行動プラン(車・日帰り)
- 4:30〜5:00 本栖湖周辺着(遅くとも5:30目標)
- 〜6:00 駐車→湖畔へ移動、立ち位置確保
- 6:30 空が白み始める
- 7:00〜7:40 初日の出(見え始め7:29前後の実例)
- 8:00以降 安全第一で撤収(渋滞は焦らず)
まとめ|“早着+駐車場確保+凍結対策”で本栖湖の元旦は楽しめる
本栖湖の天文上の日の出は6:48でも、実際の見え始めは7:30前後になることがあります。そして元旦は混雑・トイレ・渋滞のリスクが高い。
だからこそ、①早めの到着、②トイレ付きの正規駐車場、③冬期規制チェック(県道709号など)を押さえて、2026年の“本栖湖×富士山×初日の出”を安全に楽しみましょう。
混雑を少しでも避けるコツ
- 場所を決め打ちしない:第一候補が満車なら「北岸→湖畔」「少し離れた湖畔」へ即移動
- 日の出後にすぐ帰らない:渋滞ピークを避け、温かい飲み物を飲みながら30分〜1時間ゆっくりする
- 撮影は“広角+手持ち”も用意:三脚必須だと場所取りが難しいので、手持ち用設定も準備
また、駐車場のトイレは元旦に行列になりやすいので、到着後すぐに済ませるのがおすすめ。ゴミは必ず持ち帰り、湖畔では足元の踏み荒らしにも配慮しましょう。風が強い日は体感温度が一気に下がります。要注意。


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