九十九里の広い水平線から昇る初日の出は、関東でもトップクラスの絶景スポット。
この記事では、2026年の九十九里・初日の出について、
・混雑ピーク時間
・混みやすい場所 / 比較的ゆったり見られる場所
・当日までの「完全チェックリスト」
を、2024〜2025年の最新情報をベースに予測してまとめます。
※駐車場料金・イベント内容・交通規制などは毎年変わる可能性があります。お出かけ前に必ず公式サイトや最新情報をご確認ください(九十九里町観光協会・各市町観光サイト・気象情報など)。
2026年・九十九里の初日の出 基本データ(予測)
初日の出の予想時刻
- 2025年の九十九里浜(片貝中央海岸)の日の出時刻:6時47分ごろ と案内されています。
- 2023年も6:47頃で、毎年の変動は1〜数分程度とされています。
これらから2026年元旦の九十九里浜の初日の出時刻は「6:46〜6:48頃」になる可能性が高いと予測できます。
あけましておめでとうございます。
— フナショク (@funa3333) December 31, 2024
九十九里浜の日の出はこんな感じでした! pic.twitter.com/XjirItcY5m
九十九里浜ってどんな場所?
- 九十九里浜は全長60km以上の長大な砂浜で、東西に海岸がずらりと並ぶエリア。
- そのため「人が分散しやすく、山の展望台ほど“密”になりにくい」のが特徴です。
混雑ピーク時間の予測【2026】
2024〜2025年の現地レポートやガイド記事を見ると、九十九里エリアの典型的な時間割はこんな感じです。
典型的なタイムライン(予測)
| 時刻 | 状況イメージ |
|---|---|
| 4:30〜5:00 | 早く着いた車がポツポツ。人気スポットの良い位置を狙う人が動き出す。 |
| 5:00〜5:30 | 主要駐車場の入庫が本格化。5:20〜5:40に到着しておくと安心という実測ベースのモデルも。 |
| 5:30〜6:00 | 浜辺に人が集まり始め、6:00頃にはかなり賑やかに。 |
| 6:30〜7:00 | ご来光ピーク。道路・駐車場とも最も混む時間帯。 |
| 7:00〜8:30 | 帰宅ラッシュ。2023年には「九十九里からずっと渋滞」という投稿もあり、8:30頃でも長い渋滞が発生。 |
2026年の混雑ピーク予測
- 到着ピーク:5:30〜6:00
- 浜辺の混雑ピーク:6:30前後〜7:00
- 帰りの渋滞ピーク:7:00〜8:30
結論:2026年も「5:30までに現地駐車場へ入庫」が安全ラインと考えられます。
混みやすい場所(王道スポット)
片貝中央海岸(九十九里町)【王道&イベントあり】
- 2025年の千葉ローカル情報サイトでは、
九十九里浜(片貝中央海岸)の- 日の出時刻:6時47分
- 駐車場:約1,266台、年末年始(12/28〜1/4)は無料
と案内されています。
- 関東の2026年版初日の出特集では、元旦5時から「九十九里町元旦祭」が紹介され、露店やキッチンカー、郷土芸能などイベントが充実。
利点
- イベント&出店で雰囲気◎
- 「海の駅 九十九里」も近く、トイレ・軽食・お土産など拠点として便利。
その分、混雑はトップクラス
- 片貝周辺は「どこも人が溢れている」という声もあり、道路・町中が混みやすい傾向。
不動堂海岸・作田海岸(九十九里町)
九十九里町の公式情報をもとにした2024年の記事では、町営駐車場として
- 不動堂海岸:約402台(普通車500円)
- 片貝海岸:約1,266台(普通車500円)
- 作田海岸:約292台(普通車500円)
※料金は主に海水浴シーズン基準。年末年始は無料になる年もあり、2025年は片貝で年末年始無料の案内あり。
不動堂・作田は、片貝より若干落ち着いた雰囲気で、
駐車場から砂浜までの導線が短く、「町営駐車場 × 砂浜直行」型で動きやすい穴場寄りスポットとして紹介されています。
本須賀海岸・白里海岸(山武市・大網白里市)
- 写真派に人気の本須賀海岸は、水平方向の抜けがよく、砂紋や雲の表情を入れやすい撮影向きスポットとして紹介されます。
- 白里海岸は、九十九里浜の中でも初日の出イベントが行われることがあり、観光サイトでも定番スポットとして掲載。
王道スポットのため、「浜辺は広くて分散はするが、駐車場や出入口付近は混雑しやすい」傾向です。
飯岡海岸・屋形海岸・一宮・一松など
- 飯岡海岸:赤く染まる富士山とセットで初日の出を拝めることで有名。
- 屋形海岸:九十九里浜のほぼ中央にあり、正面から昇る初日の出を楽しめる場所として紹介。
- 一宮・一松海岸:太鼓のパフォーマンスやイベントが行われ、駐車場から海岸が近い便利スポット。
こうした「イベント付き&アクセス良好な浜」は、家族連れ・観光客が集まりやすく混雑しがちです。
比較的ゆったり見られる穴場候補
作田海岸・不動堂海岸
- 片貝ほど派手なイベントはないが、
- 駐車場から砂浜まで近い
- 王道より人の集中が少ない
という理由で「混雑ピークを少し外せるスポット」として紹介。
中里海岸・一松海岸(白子町〜長生村)
- 中里・一松などの南側の浜は比較的ゆとりを確保しやすいという傾向が指摘されています。
- 中里海岸は、観光サイトで駐車場約200台・無料と案内。
- 一松海岸も周辺一帯に駐車場があり、やや分散気味。
白子海岸(白子町)
- JAPAN 47 GOでは、白子海岸の初日の出イベント情報とともに、無料駐車場約200台と紹介。
- 一宮町ほど有料駐車の制限が強くない年もあり、程よく賑わうけれど“ギュウギュウ”ではないエリアになりやすいです。
アクセス&駐車場のポイント【2026予測】
クルマで行く場合(東京・神奈川方面)
2024年までの案内はおおむね以下のルートです。
- 東京方面から
- 東関東道 → 京葉道路 → 千葉東金道路 → 東金IC
- 国道126号 → 東金九十九里有料道路 → 九十九里IC から各海岸へ
- 横浜方面から
- 東京湾アクアライン → 圏央道 → 東金IC → 東金九十九里有料道路
ポイント
- 九十九里IC〜各海岸の区間が、初日の出前後は最も渋滞しやすいボトルネック。
- ICから先の一般道は信号・合流も多いので、カーナビ上の到着予定より+30〜60分の余裕を見て出発を。
駐車場のざっくり目安
- 片貝海岸:1,200台クラス(年末年始無料年あり)
- 不動堂海岸:400台前後(普通車500円の年あり)
- 作田海岸:約180〜290台(町営駐車場)
- 中里海岸:200〜350台(海岸駐車場・無料とする年も)
- 一宮海岸:1,000台前後(一部期間有料)
- 一松海岸:500台前後
- 屋形海岸:70台程度で小規模
※台数・料金は2023〜2025年の情報に基づく目安です。2026年シーズンの最新情報は必ず各自治体・観光協会のサイトで確認を。
2026年版・おすすめスケジュール例
モデルプラン①:東京発・片貝中央海岸で元旦祭満喫
(クルマ利用 / 渋滞をなるべく避けたい前提)
- 2:30〜3:00 都内発
- 4:30〜5:00 九十九里IC到着
- 5:00〜5:30 片貝町営駐車場入庫 → トイレ・防寒準備
- 5:30〜6:40 元旦祭の雰囲気を楽しみつつ、浜辺で待機
- 6:45〜6:50 ご来光
- 7:10頃 写真や家族写真を撮って、少し休憩
- 8:00以降 「海の駅九十九里」で朝ご飯 → 渋滞が落ち着いたタイミングを見て出庫
九十九里移住ナビのモデル時間割でも、5:20〜5:40入庫 → 6:40撮影開始 → 6:50ご来光 → 7:10撤収 → 帰路は時間をずらすという流れが推奨されています。
モデルプラン②:中里・白子エリアでゆったり派
- 3:30〜4:00 都内発
- 5:00〜5:30 白子IC〜中里海岸駐車場到着(無料200台)
- 6:00頃 浜で場所取り&防寒強化
- 6:45前後 初日の出
- 7:15〜8:00 白子町の温泉やカフェで温まりつつ、渋滞ピークをやり過ごす
事前準備の「完全チェックリスト」
九十九里の冬の海は風が強く、砂浜の冷えも強烈です。
移住サイトや体験レポートを参考に、持ち物・装備をリスト化しました。
服装・防寒チェック
- □ ダウンジャケット(膝丈があると◎)
- □ インナー(ヒート系など)+フリース
- □ 厚手の靴下+スニーカー or 防寒ブーツ(靴底が厚いもの)
- □ 手袋・ニット帽・ネックウォーマー
- □ カイロ(最低2枚:背中・お腹/足用があればさらに◎)
- □ 風が強い年用にフード付きアウター
持ち物チェック
- □ 魔法瓶の温かい飲み物(コーヒー・お茶・スープなど)
- □ 軽食(おにぎり・パン・お菓子)
- □ レジャーシート or 折りたたみ椅子
- □ 懐中電灯・ヘッドライト(真っ暗な砂浜を歩くため)
- □ モバイルバッテリー(寒さでスマホ電池が減りやすい)
- □ ティッシュ・ウェットティッシュ
- □ ゴミ袋(自分のゴミは必ず持ち帰り)
カメラ・撮影関連
- □ カメラ本体+予備バッテリー
- □ 三脚(周囲の迷惑にならない設置を)
- □ レンズ用ブロア・クロス(砂対策)
- □ 防砂・防滴カバー
交通・安全面
- □ 前日のうちに「目的の海岸の駐車場とルート」を確認
- □ 帰り道を2ルート以上検討(右左折パターンを変えるなど)
- □ ガソリンは前日までに満タン
- □ 千葉県警などの年末年始の交通情報をチェック
- □ 津波ハザードマップ・避難場所の確認(九十九里町・周辺市町の防災情報)
当日のチェック
- □ 出発前に最新の天気予報&波の状況を確認(強風・高波に注意)
- □ 現地到着後、トイレの場所と避難経路を家族と共有
- □ 浜辺では「防砂林の切れ目からすぐ出て、終わったらすぐ戻れる」位置を選ぶ
- □ 混雑した時間帯は無理な追い越し・駐車をしない
まとめ:2026年・九十九里の初日の出を快適に楽しむコツ
- 初日の出時刻は6:46〜6:48頃と予測
- 5:30までの到着を目標にすると、駐車場・浜辺とも比較的安心
- 片貝中央海岸は「元旦祭」や大規模駐車場で雰囲気抜群だが混雑大
- 作田・不動堂・中里・一松などは、王道から半歩外れた“ゆったりスポット”
- 冬の海はとにかく寒く、砂も凍ることがあるので、防寒と安全対策は過剰なくらいでちょうどいい
このあたりを押さえておけば、2026年の「九十九里・初日の出」はかなり快適に楽しめるはずです。
あとは、晴れることを全力で祈るだけですね。



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